友人がモン・サン・ミシェルで撮影のロケハンをするということで、モデルも兼ねて車で日帰り旅行に行ってきました。私は以前一度訪れたことがあるので、2回目の訪問です。とは言っても、今回は撮影場所リサーチのためのロケハンが目的なので、修道院まで行かず手前の羊さんがいるところで撮影をして引き返してきました。
たくさんの羊さんが草を食べています。
なんでこんなに羊さんがいるのかしら?と気になり後から調べてみると、この子達は「プレサレ」と呼ばれるブランド肉として有名なんだとか。モン・サン・ミシェルはオムレツしか名物がないと思っていたら、ラム肉も有名だったとは知りませんでした。
「プレサレ」とは、pré(プレ=牧草地)、salé(サレ=塩)の意味で、直訳すると塩牧場。ブルターニュとノルマンディー地方の境界付近に点在する低湿地帯の呼び名だそうです。
この地域は潮の満ち引きの差がとても大きく、潮をかぶる牧場の草を食べて育つ羊さんたちのお肉も塩気があるということ。
それが「agneau de pré-salé(塩沼の仔羊肉)」の旨味の秘密みたいです。
因みに、モン・サン・ミシェルの近くにこのプレサレを食べれるレストランがあるみたいです。
Route du Mont Saint-Michel
その名も「ル・プレサレ」。そのままやん!
観光客向けかと思いきやそれなりに美味しいとの口コミなので、次回はぜひプレサレを食べてみたいと思いました。
羊さんのお尻がかわいい。
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